近代セールス
(画像=Indypendenz/Shutterstock.com)
銀行員から事業承継を経験した経営者へ質問
後継者とは趣味など雑談では盛り上がりますが、いざ決算や経営のことになると話が続きません。自社の決算のことを分かっていない後継者も多いと感じますが、どんなアドバイスを行えばよいでしょうか。

「組織とは一人の人間の長い影に過ぎない」――19世紀のアメリカの思想家ラルフ・ウォルドー・エマソンのこの言葉がピタリと当てはまるのが「企業」です。企業では、トップである社長の影として組織が活動しています。その結果は、社長の通信簿ともいうべき決算書に現れます。

私が後継者として社長に就任したとき、ある程度は決算書が読めました。しかし、本当に決算書から財務の実態が見えるようになったのは、月次決算(年1回の本決算ではなく、毎月、前月末の財務状況を整理する作業)を行うようになってからです。これに取り組むことが自社の理解のために非常に役立ちました。

月次決算を行うことで経営革新につなげる