モトリーフール米国本社、2020年2月9日投稿記事より

割安な配当銘柄は、配当収入に加えて元本成長も期待できます。

配当利回りが年間およそ3%あり、かつ割安で、2月に決算発表がある3銘柄を紹介します。

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(画像=Getty Images)

1. CVSヘルス:前期業績は予想を上回ったものの、株価は停滞

ヘルスケア大手のCVS(NYSE:CVS)は、2月12日に2019年度の決算発表を控えています(執筆時点)。

同第3四半期業績は、売り上げ・利益ともにアナリスト予想を上回り、2019年度EPS見通しの引き上げを行うことも発表しました。

決算発表の当初こそ株価は上昇しましたが、現在の株価は3ヶ月前とほぼ同じ水準です。

予想株価収益率(PER)はわずか10倍であることからも、購入を考えている投資家にとっては今がチャンスでしょう。

一方、同社は子会社に医療保険会社のエトナを抱えており、11月の大統領選の結果いかんによって医療政策がどうなるかの不確実性にさらされ、リスクとなる可能性があります。

ですが予想するには時期尚早な上に、医療改革のプロセスは簡単にできるものではありません。

CVSが最近立ち上げたヘルスハブ・クリニックが強力な成長の鍵となる可能性があることなど、現在同社には多くの好材料もあります。

同社の四半期配当額は50セントで、年間配当利回りは2.8%です。

2. シスコシステムズ:成長は鈍化しつつも安定性あり

大手ネットワーク機器メーカーシスコシステムズ(NASDAQ:CSCO)は2月12日に2020年度第2四半期の決算発表を控えています(執筆時点)。

同社の四半期配当額は35セント、年間配当利回りは2.9%です。

ここ5年の配当額の年平均成長率(CAGR)は13%となっています。

2020年度第1四半期の業績は予想を上回ったものの成長は鈍化しつつあり、売り上げ成長率は2%にとどまっています。

一方、売り上げの3分の2以上をソフトウエアのサブスクリプションが占めており、安定性といった観点からは好材料があります。

現在の予想PERは14倍です。過去3ヶ月間の株価上昇率は、S&P500指数の9%に対し、同社はわずか1%となっています。

3. マグナ・インターナショナル:多少の不確実性を受け入れられるなら注目

カナダの自動車部品メーカー、マグナ・インターナショナル(NYSE:MGA)の2019年度決算発表は2月21日に予定されています(執筆時点)。

同第3四半期の売り上げは、ゼネラル・モーターズ(NYSE:GM)のストライキの影響を受けて、前年同期比3.1%減となり、同社は第4四半期の業績予想を引き下げています。一方株価はここ3ヶ月で9%下落しています。

加えて、中国との貿易摩擦問題も投資家が買いをためらう一因となっています。

予想PERがわずか8倍である現在、多少の不確実性を受け入れられる投資家であれば、注目すべきでしょう。

同社の四半期ごとの配当額は36.5セントで、配当利回りは年率2.9%です。ここ4年、配当額のCAGRは13%となっています。

3銘柄の中で最も魅力的なのは?

テクノロジーはヘルスケアや自動車と比べるとリスクが低いセクターであること、安定した経常収入があること、ここ12ヶ月で148億ドルのフリーキャッシュフローを生み出し、引き続き増配を見込めることなどから、シスコシステムズがこの3銘柄の中では最も魅力的との見方もあります。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスではありません。元記事の筆者David Jagielskiは、記事で言及されている株式を保有していません。モトリーフール米国本社は、CVSヘルス株を推奨しています。