
(画像=PIXTA)
お客様の預金取引履歴・通帳のココに着目してみよう!
積立や投資信託の取引につなげるため、どんな声かけを行うとよいのか──もちろん漫然と声かけを行うのではなく、様々な情報からお客様の不安や不満、そしてニーズを予想してアプローチを行うことが大切だ。
そのような「予想」を行うための情報の1つとして、ここでは預金取引履歴・通帳(以下、取引履歴)を挙げたい。
ポイントは、取引履歴からお客様の不安や不満を読み取り、役立つ情報提供を行うことだ。
例えば、預金や定期預金の利息。いま満足いく利息を得ているお客様は少ないだろう。そこから利息に対する不満はないか、声をかけることができる。
給与振込があるかないか、クレジットカードや公共料金の引落しがあるかないかも確認したい。入金と出金口座が別々だと不便に感じるお客様は多い。
「同じお口座で一緒に管理すると便利ですよ」ということを伝えて、そこから総合的な取引につなげることが大切だ。
ATM手数料がかかってしまっているようなら、取引優遇サービスを案内し、積立や投資信託を紹介するとよい。