「投資信託取引残高報告書」を活用した声かけ&トーク
(画像=PIXTA)
含み益が出ているのをみて…
7.他の商品で損失が出ている場合利益を確定させて損失を相殺できることをご存じですか?

複数の運用商品に分散投資を行えば、それぞれの損益状況には差異が出る。それに対し、「分散投資によるリスクヘッジ効果が機能した」と考えるお客様ばかりではない。投資経験が浅いお客様の中には「成績が悪い商品は購入しなければよかった」と捉える人もいる。

特に、含み損が出ている商品を保有している場合には、日々変動する価額に一喜一憂しながら「さらに下落するのでは」と不安になることもある。

担当者としては、含み益が出ている投資をたたえるだけの対応では不十分といえる。このようなお客様には、「他の運用商品で損失が出ている場合、利益を確定させて損失を相殺できることをご存じですか?」という声かけをきっかけとした運用の見直しの推奨が一案となる。

他の金融機関で購入した商品を含め、成績が悪い商品の一部もしくは全部を解約し、含み益の出ている商品の一部もしくは全部の解約利益をもって損益通算する手法だ。

デメリットも十分な説明を