【NYダウ予想レンジ:24,000~25,000ドル】
9日のNYダウは2,013.76ドル安の23,851.02ドルで引けました。
下げ幅は過去最大。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、原油価格の急落が売りに拍車をかけました。

(画像=Getty Images)
S&P500種株価指数は取引時間中の下落率が7%を超え、売買を一時中断するサーキットブレーカーが発動されました。
「恐怖指数」とよばれるVIX指数は61.62まで上昇し、2008年のリーマンショック以来の高値水準となりました。
ただ、新型コロナウイルスの感染拡大に対する景気下支えのため、トランプ大統領が給与税の引き下げなどの措置を議会と協議するとの報道から、13時時点のNYダウ先物は600ドル高で推移しています。
新型コロナウイルスだけでなく、原油価格の下落によるパニック売りは一巡したといえますが、VIX指数の高止まりが続いているので警戒が必要です。
昨日の安値23,706.78ドルが下値になるのか見極める1日になるでしょう。(提供: The Motley Fool Japan)
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