スタートアップ4
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ポイント4.子会社からの配当と子会社株式の譲渡を組み合わせた租税回避への対応

子会社配当と株式譲渡を組み合わせた租税回避を防止することを目的に、一定の配当については、その額の分、子会社株式の簿価を引き下げ、意図的な譲渡損を創出させない措置をとる。

(1)改正の趣旨

子会社が配当を行うと、その純資産の減少に伴い、子会社株式の時価が下落する。一方、受領した配当は親会社で益金不算入となり、課税されない。

そのうえで、配当に伴って価値が下落した株式を、取得価額よりも低い金額で譲渡し、意図的に譲渡損失を生じさせることにより法人税の負担を不当に減少させることができる。

今回の改正は、国際的なM&A等を利用し、子会社配当と株式譲渡を組み合わせて租税回避を図る手法の防止を意図していると考えられる。

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(2)適用時期