執筆者:株式会社ZUU
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※未成年者の飲酒は法律で禁じられています。

日本酒,地酒,青森
(画像=UpU編集部)

日本酒は古くから日本人に愛され全国各地で造られてきました。最近では海外からも注目され、国内外で空前の日本酒・地酒ブームが起こっています。今回は青森にある日本酒バーを訪ねて、日本酒のトレンドや、その味わい方などをお聞きしました。

日本酒にもっと親しみを

日本酒,地酒,青森
(画像=UpU編集部)

日本酒は、その名の通り日本で生まれたお酒です。「どんな日本酒なら初心者でも気軽に味わえるのだろう?」「なんとなく敷居が高いような気がする」と、日本酒の世界への最初の一歩を踏み出せずにいる人も多いかもしれません。

今回お話を伺ったのは、青森市で「sake stand アマクチ」「日本酒バー 螢の香honoca」を経営するオーナーの藤元孝記(ふじもと・こうき)さんです。こちらの2店舗では、日本全国から選りすぐりの日本酒・地酒を集め提供しています。

ここでしか飲むことができない幻の日本酒もたくさん!全国の日本酒ファンの心ときめく、北国の知る人ぞ知る隠れ家バーです。

日本酒,地酒,青森
(画像=UpU編集部)

「sake stand アマクチ」は、若い世代でも気軽に立ち寄れるカジュアルな日本酒バーとして2019年11月にオープンしたお店です。

「世界から注目されている日本酒を、まずは日本人によく知ってもらいたい」と話す藤元さん。今回の取材では「sake stand アマクチ」で提供している日本酒とお料理を味わいながら、日本酒について教えていただきました。

カウンターは立ち飲みスタイルになっているため、お客さん同士の距離も近く日本酒を話題に会話が弾むこともあります。女性客も入りやすいおしゃれな店内です!

日本酒,地酒,青森
(画像=UpU編集部)
日本酒,地酒,青森
(画像=UpU編集部)

和スイーツと日本酒のペアリングもあり、新たな日本酒の味わい方の提案もしてくれます。リーズナブルな価格でさまざまな日本酒を楽しめるコースもあり、最近日本酒に興味を持ちはじめた人やこれから詳しくなりたいと思っている人にはうってつけのお店ですよ!

日本酒とはどんなお酒?

日本酒,地酒,青森
(画像=UpU編集部)

原料や製造工程の違いから多くの種類が存在する

まずは藤元さんに、日本酒とはどんなお酒なのかを教えていただきました。

「日本酒は米・麹・水を原料とするお酒で、さまざまな条件や製造工程によって分類されます。一つの蔵、一つの銘柄だけで何十種類になることもあるんです。

日本酒の中でも私たちがよく耳にする特別純米や大吟醸などの日本酒は、大きく純米酒と吟醸酒そして普通酒の3つに分けられます。

これはアルコールが添加されているかどうかの違いで、吟醸酒に分類される日本酒には醸造アルコールが添加されています。

普通酒は、吟醸酒、純米酒、本醸造酒など、特定名称の酒として区分されていない日本酒のことを指します。アルコールが添加されているからいい、悪いということはなく、それぞれのジャンルですばらしい日本酒が造られています」

【純米酒】
・純米大吟醸
・純米吟醸
・特別純米
・純米

【吟醸酒】
・大吟醸
・吟醸
・特別本醸造
・本醸造

【普通酒】
・普通酒

「純米酒・吟醸酒は、米の磨き具合によってさらに分けられます。たくさん磨かれ、米の芯だけを使って造られた日本酒は、雑味がなく飲みやすい味わいとなることが多いんですよ。

日本酒はその土地で収穫される米や水の味はもちろん、磨き具合や発酵時の温度管理など、条件がほんの少し違うだけで味が変わってしまうのが特徴です。

日本酒の価格としては純米大吟醸、大吟醸は高価なお酒ですが、比較的求めやすい価格の純米酒などでもおいしいものはたくさんあります」

お酒の名前の前後に「吟醸」や「特別純米」という言葉を見かけたことはありましたが、米の磨き具合によって違いがあったとは……、初めて知りました!

低アル酒・発泡酒など個性のあるものも増えている

最近ではその土地の食べ物に合った伝統的な味を残しつつ、多くの人に飲んでもらえるような飲みやすくフルーティな香りの日本酒や、アルコール度数を抑えて造った日本酒、スパークリングのような個性のある日本酒が増えているそうです。

女性でも飲みやすいので、それまであった「日本酒=男性が飲むお酒」というイメージも変わりつつあります。

日本酒のたしなみ方の基本

日本酒,地酒,青森
(画像=UpU編集部)

お酒を飲むときのコツ

次に、藤元さんに日本酒のたしなみ方について伺いました。

「日本酒を味わうときには、同量かそれ以上のお水と一緒に飲むようにしましょう。なぜなら日本酒はアルコール度数が約15度と高めだから。なかにはもっと高いアルコール度数のものもあるため、一気に飲みすぎないように気を付けましょう。

ちなみにsake stand アマクチでは津軽びいどろのグラス、日本酒バー 螢の香honocaではワイングラスで日本酒を提供しています。産地や使っている米の品種による味や香りの違いが存分に楽しめますよ!」

固定観念にとらわれず好きなように味わうのがよし

日本酒には、「日本酒は燗にして飲むべき!」「この銘柄は常温のほうがおいしい!」など飲み方に細かなルールはありません。好きなように、飲みたい飲み方で試してみましょう。

「温度差による味わいの変化を楽しみたいなら、冷蔵庫から出したばかりの状態をまずは一度味わって、その後常温にならしてみてください。香りや味の感じ方が変わって面白いですよ」

言われた通り試してみると、キリっと冷えた日本酒が、常温に近づいて少しまろやかな口当たりに……。日本酒初心者でもしっかりと違いを体験することができました!

初心者にも違いが分かる!珠玉の日本酒を味わおう

「sake stand アマクチ」で提供している常時120種の日本酒の中から、藤元さんに初心者でも親しみやすい日本酒を紹介していただきました。

シュワシュワな日本酒で乾杯!

日本酒,地酒,青森
左から、田酒 純米吟醸 生 干支ボトル2020(西田酒造・青森県)
風の森 露葉風 純米しぼり華(油長酒造・奈良県)
町田酒造 特別純米 五百万石 無濾過生酒≪限定にごり≫(町田酒造・群馬県)
(画像=UpU編集部)

「まずはこちらの3種から。シュワシュワな微発泡酒は、瓶に詰められてからも発酵(2次発酵)が進むので、にごりや酸味、炭酸のようなプチプチとした舌触りなどが生まれます」

それぞれの日本酒を飲み比べると、口あたりがまったく違いました!それぞれの蔵の造りによって見た目も口当たりも違うことに驚きです。

パーティーのときなど、スパークリングワインで最初の乾杯をするように、日本酒を味わうときもまずはシュワシュワの微発泡酒で乾杯してみるのもいいかもしれませんね!

日本酒はペアリングで味わいを楽しもう

日本酒,地酒,青森
左から、特別純米酒 田酒(西田酒造・青森県)
純米大吟醸 田酒(西田酒造・青森県)
純米しぼりたて 豊盃 生酒限定品(三浦酒造・青森県)
特別純米 飛露喜(廣木酒造・福島県)
(画像=UpU編集部)

東北に蔵元がある、北国の日本酒も紹介していただきました。

「北国の日本酒といえば青森の田酒(でんしゅ)は欠かせません。全国的にも知名度がある日本酒です。田酒の特別純米酒、純米大吟醸ともに、米の甘味が感じられ口当たりがやわらか。初心者にも飲みやすい日本酒です。

福島の飛露喜(ひろき)は、田酒とはまた一味違う、スッキリとした味わいの中にコクがある淡麗旨口の日本酒です。キレが良い日本酒はお刺身などの食事と合わせることが多いですが、今回はスイーツと一緒に味わってみてください」

日本酒,地酒,青森
ダイアモンドSALTチョコ 350円(税込)(画像=UpU編集部)

さて、続いて出していただいたのは、ビターチョコレートに日本酒を含んだ塩を加えた「ダイアモンドSALTチョコ」。日本酒のつまみといえば、塩辛いものというイメージがあったのですが、食べてみてびっくり!

このチョコレートを舌の上で溶かしながら飛露喜を口に含むと、お酒のスッキリとした味わいがまろやかな味わいに変わりました!

ビターチョコレートについている塩もアクセントに、絶妙に日本酒に合います。これなら日本酒が得意でない人でも楽しめそうです。

日本酒,地酒,青森
豆大福 350円(税込)(画像=UpU編集部)

甘さ控えめのあんこがたっぷりつまった豆大福とやさしい塩加減の塩昆布。こちらも日本酒と味わうことで意外な組み合わせにも感動……!豆大福や塩昆布をお持ち帰りされる人も多いそうです。これが、日本酒と和スイーツのペアリングですね!

日本酒,地酒,青森
フルーツサラダ(パン付)850円(税込)(画像=UpU編集部)

フルーツサラダは、苺や柿・シャインマスカットなど季節のフルーツと、発酵食品であるクリームチーズをふんだんに使っています。フルーツサラダには、フルーティな香りや芳醇さを味わえる日本酒がよく合います。

その時々の旬のフルーツによって合う日本酒も変わるので、ぜひカウンターで「旬のおつまみと相性のいい日本酒」を聞いてみてくださいね。

新たな日本酒の味わい方を楽しんで

今回の取材では日本酒の基本からはじまって、日本酒と和スイーツのペアリングを提案していただきました。食べ物との組み合わせの変化は面白く、日本酒がより身近に感じられます。女性や若者でも気軽に楽しめる魅力が日本酒にはあるのだということを教えていただきました。

日本酒にはまだまだ紹介しきれないほどの銘柄があり、その味わいも千差万別です。最近では都内でもsake stand アマクチのように日本酒と料理のペアリングを提供しているお店も増えてきています。

日本酒バーなら味の好みを伝えればあなたに合ったお酒を提案してくれるはずです。いろいろな土地の日本酒を飲み比べ、自分好みの日本酒を見つけてみませんか。

sake stand アマクチ
住所:青森県青森市橋本1-2-23 浦町はしもと館204
電話番号:017-772-0443
営業時間:17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日:2020年3月以降は水曜定休予定
・スタンディングコース(60分)3,000円(税込)
・スタンディングコース(90分)4,000円(税込)
※「sake stand アマクチ」の営業日・営業時間は、「日本酒バー 蛍の香honoca」の予約状況により変動がございます。あらかじめご了承ください。
※営業日については「sake stand アマクチ」Facebook、Instagramページをご確認ください。

日本酒バー 螢の香honoca
住所:青森県青森市本町1-7-14 ハイディングプレイス2F
電話番号:017-777-2999
営業時間:19:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:日曜、祝日 ※要予約
※営業日については「日本酒バー 螢の香honoca」Facebook、Instagramページをご確認ください。(提供:20代、最高の自己投資メディア UpU

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