相続
(画像=PIXTA)
今回の質問
高齢のお客様の相続対策をサポートしたり、アドバイスしたりしたいのですが、相続というと「死」「死後のトラブル」がイメージされるのではないかと思い、なかなかお客様に切り出せません。どのように話して、相続ニーズを把握していけばよいのでしょうか?

誰にでも平等に訪れる「相続」。だが、相続に慣れている人は少ない。そもそも相続を経験するとしても祖父母や親の相続が大半であり、機会が少ない。また、いつか自身にも起こることなのに、どこか他人事のように感じている人も多い。

自身の相続対策が進んでいないお客様も多いだろう。相続というと「死」を連想するだけでなく、対策を立てたとしても自身で見届けることができないがゆえに、達成感を得られにくいからだ。

ただし、昨年からの相続法改正などもあり、お客様の関心は高まっている。金融機関の担当者としては、相続の話題はお客様との距離を一気に縮められる手段の1つと捉え、話題にしていこう。

相続に関する不安をまずは整理しておこう