契約
(画像=PIXTA)
こんな疑問を感じたことはありませんか?
取引先企業は常に資金繰りが大変だと言っています。当行はメインバンクとして、都度、証書貸付で資金支援を行っているのですが、なぜ取引先は資金繰りに苦しんでいるのでしょうか?

法人融資を担当する皆さんは、取引先の資金繰り支援のため、日々様々な活動をしていることだろう。しかし、取引先からの融資申込みに対し、資金使途に関係なく約定弁済がついた証書貸付で対応するケースが非常に多いのではないだろうか。

本来、融資金の返済方法は資金使途によって異なってくるものであるが、依然として多いのは経常運転資金に証書貸付で対応することである。

経営者も、返済期間が長期(5年以上が多いだろう)であれば毎月返済が少額となり資金繰りが安定すると考え、長期のほうがメリットは大きいと感じる。金融機関にとっても、その多くが信用保証協会の保証つき融資であるため、リスクを軽減して長期融資が可能となる。その意味でやはりメリットは大きい。

しかし、経常運転資金に対して証書貸付で応じることは、取引先にメリットをもたらすように見えて、実はそうではない。

日々繰り返される商売の流れに対応