SDGs
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世界的な関心の高まりを受けて、日本の金融機関においても「SDGs」が注目を集めている。そこで本企画では金融機関がどんな取組みに注力すべきか紹介していく。第1回目はSDGsの基本をQ&A形式で解説していこう。

近代セールス4月号
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Q1. SDGsとは一体何?このような目標が公表された背景とは?

A. SDGs(Sustainable Development Goals)は「持続可能な開発目標」と訳され、ミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月に国連総会にて全会一致で採択された、30年までに達成すべき地球規模の課題と行動計画である。

MDGsで重視されてきた貧困・教育・保健等の目標に、不平等・働きがい・再生可能エネルギー・防災などが新たな目標として加わり、17のゴール・169のターゲットで構成されている。MDGsとは異なり、先進国も対象とした世界全体の普遍目標として合意されている点に大きな意義がある。

SDGsの特徴としては、①普遍性(すべての国が行動する)、②包摂性(誰一人取り残さない)、③参画型(あらゆるステークホルダーが主体的役割を担う)、④統合性(領域統合的に取り組む)――などが挙げられる。

人口と食料の問題や気候変動が公表の背景