• 英語ができないと米国株投資で不利なのでは?
  • 英語が苦手だから日本株にしか投資できない
  • 英語を勉強してから米国株投資をしよう

米国株投資に興味があっても英語に苦手意識があり、日本株や投資信託しか売買をしたことがない方も多いのではないでしょうか。

確かに英語が出来た方が米国株投資では現地の情報を沢山入手できます。

しかし、現在は日本の米国株取引の環境はかなり充実しており、英語が全くできなくても米国株投資に必要十分な情報を入手できる時代です。

米国現地のネット証券でしか米国株を買うことができなかった頃は、英語ができないと困ることもありました。

私自身、オンラインだけで完結すると思っていた米国の現地ネット証券から英語で電話が何度もかかってきて苦労した経験があります。

しかし今は英語が出来なくても困りません。その理由を解説をします。

日米
(画像=Getty Images)

日本語だけでも米国株情報は十分手に入る

英語でしか入手できない情報の方が今では珍しいのではないでしょうか。

米国株全体の市況は、世界的な通信社のロイターやブルームバーグのニュースヘッドラインを眺めれば、日本語ですぐに概要がつかめます。

個別銘柄に関しても主要銘柄の動向は日本のメディアでも取り上げられています。

例えばネット証券がそれぞれ配信している情報を追うだけでも大型銘柄や注目銘柄が簡単に見つかります。

日本語でも手に入る米国株投資で大切な3つの情報

投資の世界では米国株に限らず情報が氾濫しています。

沢山情報を知っている方が有利だと考えている方もいるのではないでしょうか。

しかし株価を大きく左右する情報だけ押さえれば十分に投資は可能です。

むしろ株価にほとんど影響のない細かい情報ばかりを知っていても、運用成績にあまり影響はありません。

そして株投資は突き詰めると買うか売るか、何もしないかの三択となります。

この三択の何を選ぶべきか判断できれば、細かい情報は不要と言っても言い過ぎではありません。

決算情報

決算情報は有名どころだとヤフーファイナンスの日本語版でも米国株銘柄の決算を載せています。

売上高、営業利益、EPS、自己資本など日本語でも日本株で入手できる情報量と変わらない決算情報を入手できます。

最近はマネックス証券の「銘柄スカウター米国株」など長期間のデータを詳しく無料で入手できるサービスもリリースされました。

米国の公的な証券取引の監督・監視を行なっているSECという機関では、英語の公式決算書を読むことも可能です。

しかし、SECで決算情報を入手しても、ヤフーファイナンスやネット証券のサービスで決算情報を入手しても、同じ数字が分かるだけで、それだけでは運用成績に差はつきません。

金利の動向

株価は金利と原則、逆相関の関係にあります。

利上げは株価の下げ圧力、利下げは株価上昇の追い風になります。

そのため個別銘柄の情報以外に金利の情報を追うことも重要です。

株式市場全体の動向を決めるのが金利です。

だからこそマーケット関連のメディアでは「利上げ」「利下げ」「米国債の利回り」がよく話題になっています。

しかし米国債の利回りなど世界中の金利の動向は日本語版のロイターやブルームバーグのニュースのヘッドラインを眺めているだけでわかります。

個別銘柄のビジネスモデルとストーリー

個別銘柄のビジネスモデルの概要もヤフーファイナンスやネット証券の情報だけで分かります。

例えばヤフーファイナンスでコストコと検索すれば、「会員制の大型倉庫チェーンを展開し…」と簡潔な説明を読めます。

日本には昔から東洋経済新報社の「会社四季報」という有名な小さな辞書のような出版物があります。

「会社四季報」に掲載されている日本株の個別銘柄の概要説明も、ヤフーファイナンスやネット証券で入手できる米国株の個別銘柄の概要説明も、情報量に差はほとんどありません。

ただし今後の展望や新しいビジネスモデルへの取り組み、マイナー株の今後の情報に関しては、英語で情報を追える方が詳しいことが分かります。

モトリーフール・ジャパンが米国株情報メディアとして強いのが、この分野です。

米国現地の個別株動向や最新のホットな情報を翻訳記事で積極的に配信しています。

気になる銘柄をモトリーフールで検索してみたら新しい投資アイデアにつながる記事が見つかることも多いのではないでしょうか。

株投資は情報だけが多くても意外とうまくいかない

沢山の情報が手に入れることが投資成功の鍵にはなりません。

微に入り細に入りと細かい情報ばかり集めても株を売るのか、買うのか、現状維持でホールドするのかを決定するインパクトのある情報でなければ意味がありません。

情報を沢山知っていても株価の予測は難しいのです。

経営者も自分の会社の未来は分からない

例えば会社の経営者も自分が経営する会社の未来を予測するのは困難です。

起業してから1年経って続いている会社は一説には40%程度とも言われています。

自分の会社のことをよく分かっているはずの経営者ですら、自分の会社の5年先、10年先は予測できません。

経営者や社員ならば自社のことを外部の投資家よりも詳しく知っているのが普通です。

しかし詳しく知っているはずの自分の会社の未来の株価を正確に予測できるわけではありません。

日本語が分かっても日本株投資でいい成績が残せるわけではない

取引する市場で使われる言語が分かっても投資成績が向上するわけではありません。

日本語が分かっても日本株投資で良い成績が出せるとは限りません。

それと同じで英語が分かるから米国株でいい成績が出せるわけでもないのです。

むしろ株価を左右する重要な情報(ポイント)をしっかり押さえることが大切です。

そして、そのポイントとなる情報は日本語でも十分手に入るというのがこの記事の主張です。(提供: The Motley Fool Japan


免責事項と開示事項 記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資アドバイスではありません。