東京オートサロン2020に新型ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRが出展されました。「ニュル」だけでなく鈴鹿サーキットでの最速タイムも更新した同車。カーボンをいたる箇所に採用し、一気に130kgも軽量化した2人乗りのホットハッチの魅力をお伝えします。

レコードホルダーでもあるルノー・メガーヌ

ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR
(写真=鈴木博之)

最速のクルマのベンチマークとして、ドイツにあるニュルブリンクサーキット(略称、「ニュル」)の北コースのタイムアタックが挙げられます。ここでコースレコードを叩き出したクルマこそが最速とのお墨付きをもらえるのです。

2008年にルノー・メガーヌR26.Rが8分16秒9という当時のFF車最速のタイムを出し、2011年にはルノー・メガーヌR.S.トロフィーが8分7秒97というタイムを記録してからは、ルノー・スポールは「8分の壁を破る」ために、〝#UNDER8〟というプロジェクトチームを発足し、自らの記録への挑戦が始まりました。

2014年6月には7分54秒36のFF車最速タイムを出すものの、2017年4月にはホンダのシビック・タイプRが7分43秒80を出して更新。ルノーは新型ルノー・メガーヌR.S.トロフィーをベースに、130kgもの大幅な軽量化と足まわりの強化、空力の改善により、新型ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRを誕生させ、2019年4月には7分40秒100の新記録を達成しました。

ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRは鈴鹿サーキットでも走行テストを行い、2019年11月には前モデルのラップタイムを3秒以上も上回る、2分25秒454を記録しています。

世界限定500台でカーボン・セラミックパックは30台のみ

ルノー・メガーヌR.S.トロフィーRは世界限定500台の発売で、日本への割当はそのうち47台。カーボン・セラミックパック30台のうち、日本への割当は4台です。カーボン・セラミックパックには、フロントブレーキにルノー・スポールとBremboで共同開発したカーボンセラミックブレーキディスクと4ピストンキャリパーを採用し、まさにレーシングカースペックなのです。

【ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR スペック】
全長×全幅×全高(mm):4,410 × 1,875 × 1,465
車両重量(kg):1,330(カーボン・セラミックパックは1,320)
エンジンタイプ:ターボチャージャー付 筒内直接噴射 直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量 (L):1.798
最高出力(kW[ps]/rpm):221[300]/6,000
最大トルク(N・m[kgm]/rpm):400[40.8]/2,400
駆動方式:前輪駆動
トランスミッション:6速MT
懸架方式(前/後):マクファーソン/トーション・ビーム
ブレーキ(前/後):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ:245/35R19
燃料タンク容量( L)/使用燃料:47/無鉛プレミアムガソリン
燃料消費率(JC08モード):13.0
ハンドル:右
メーカー希望小売価格:689万円(カーボン・セラミックパック+税込260万円)(提供:ANA Financial Journal

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