手形,小切手,取扱い,手続き
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サンプル⑤ 券面に「2回払い」と記載されている

手形,小切手,取扱い,手続き
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▼こう見る&こう対応
「分割して支払う」旨、免責文句、「商品受領後に支払う」といった記載がある場合は、すべて有害的記載事項となるため、手形の効力は発生しない。本手形も無効な手形として取り扱う

サンプル❶でも解説のあるとおり、手形法では、手形の効力を発生させるために必ず記載しなければならない事項である「必要的記載事項(手形要件)」を定めています。

同じく解説のあるとおり、手形には必要的記載事項ではない「任意的記載事項」も定められています。以下、「有益的」「無益的」「有害的」記載事項の3種に分けられる任意的記載事項について詳細を解説します。

有益的記載事項には、記載することによって何らかの法律上の効力が認められる内容が該当します。例えば、譲渡、指図・裏書禁止文句などがあります。

無益的記載事項には、記載しても手形の効力に一切の影響がない内容が該当します。例えば、企業独自の手形番号等などがあります。

有害的記載事項が記載されていれば無効