融資を受けた企業
(画像=PIXTA)

一度は融資を受けたものの、再び資金繰りに窮した企業にどう対応していけばよいのか考えていく。

3.追加融資と併せて実践したい本業支援

ここまでは追加融資のことを述べてきたが、さらなる追加融資は困難と考える金融機関もあるだろう。その場合は、企業に寄り添った本業支援が必要となる。そんなに簡単に行えるものではないが、少し整理してみよう。

Ⓐ資金繰り表の作成支援
営業店でできる本業支援の1つに、「資金繰り表の作成支援」がある。中小企業は資金繰りで悩んでいるのに、資金繰り表を作成していないところは依然として多い。

一般に資金繰り表は月別で作成するが、コロナショックのような有事の場合には、日別の資金繰り表(日繰り表)の作成もアドバイスしたい。

企業の損益と実際のお金の収支にはタイムラグがあるので、勘定合って銭足らずの状態にならないように、キメ細かくキャッシュの動きを管理するようアドバイスすることが、営業店の担当者には求められるだろう。

商流リスクを捉えて再構築することも必要