新型コロナ禍のいま
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今後も増える相談に対してどう迅速に対応するかが重要

21世紀に入って、日本は3回の大きな危機に見舞われている。リーマン危機、東日本大震災、そして新型コロナウイルス問題である。6~7年に一度は危機が訪れていることになるが、コロナ禍はその中でも桁違いのインパクトを持っている。

理由は少なくとも3点ある。まず、人類初見の相手で有効な対処法が見つからないこと、次に地球全体を覆う災禍で国際間の補完関係が成り立ちにくいこと、そして何よりも終わりが見えず長引いていること──である。

また、金融発の危機ではなく実体経済への直撃から始まっている点も特徴だ。事業者からみると「売上が溶けてしまった」危機で、金融危機がバランスシート不況の色合いが濃いことに対して、損益計算書不況、足元ではキャッシュフロー不況となっている。

安易な融資がないよう目利き機能も大切に