本業支援・事業性評価の指南書
(画像=pong-photo9/Shutterstock.com)

本業支援にはいろいろなメニューがありますが、実際には販路拡大のためのビジネスマッチングばかりで、ほかのメニューを展開できません。本業支援の幅を広げるにはどうすればいいですか?

本業支援の内容はいろいろあるが、実際に行われているのは、データ的にも「ビジネスマッチング」がダントツのトップに位置付けられている。その背景には、金融機関のネットワークを比較的容易に活用できることと、お客様(取引先)にとっても販路拡大は「永遠のテーマ」だということがある。

簡単に言えば「お手軽にニーズを充足できる手段」としてビジネスマッチングが重宝されているのだろう。

一方で、ビジネスマッチングは基本的にどの金融機関でもできるという意味で「差別化」が難しい。ビジネスマッチングで「差をつける」とすれば、①他行に比べ熱心に対応する、②マッチングの範囲が広い、③マッチング率が高い――といったところだろう。一定の効果が認められる反面、絶対的な差別化も難しいので、ビジネスマッチングだけで本業支援を行うとすれば限界がある。

本業支援を行いたいなら真の課題をつかむべき