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中小企業の株主総会にはどのような役割がありどんなことに注意してもらうの?

今回は、中小企業における株主総会の役割を解説する。

株主総会とは、株式会社における最高意思決定機関である。出資者である株主が集まり、会社の根本に関わる重要なルール(定款の変更や取締役の選任・解任、役員報酬の変更、合併や解散など)を決める。

この重要性を理解する前提の知識として、株主と取締役の関係を押さえておきたい。

会社法の考え方では、株主が会社の「所有者」と位置付けられている。株主から会社の経営を任されて意思決定を行う役割を担うのが、代表取締役を含む取締役だ。

取締役は、「会社を適正に経営することで利益を上げ、その利益を配当という形で株主に還元する」という委任契約を株主と結んでいる形になる。取締役の決定のうち重要事項は、会社所有者である株主が承認するというわけだ。

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