執筆者:株式会社ZUU
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誰しも「お金を貯めたい」「お金を増やしたい」と思いつつ、具体的にどうすればいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。しかし日常生活のちょっとしたことを意識するだけで、お金は貯まりやすくなります。例えば、旅行のタイミングを“たった1週間”ずらすだけで、出費を抑えられるとしたらどうでしょう?この記事では不要な出費を抑え、賢い消費者になるポイントをお伝えします。

商品やサービスを、通常より安く購入・利用するには?

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(画像=sebra/Shutterstock.com)

一般的に、モノやサービスの値付け(値段の決定)は「需要」と「供給」のバランスによって変化します。これは、多くの人が欲しいと思っているタイミングからずらして商品やサービスを購入・利用することで、かかる費用を安く抑えられる可能性があるということです。具体的にどういうことか見ていきましょう。

「ダイナミックプライシング」の理解が、賢い消費者への一歩

私たちの生活に関わる商品やサービスの多くは、需要と供給の関係で値段が変動しています。

例えば、飛行機や宿などの旅行サービスは、需要が大きくなるゴールデンウィークや年末年始になると値段が上がります。またSNSやテレビ番組などで流行った商品は、需要の高まりに伴って値段が高くなる傾向があります。

反対に需要が減少して供給過多となる時期には、商品やサービスの値段が下がることがあります。平日の昼間に需要が小さくなる映画館では、「レディースデー」と銘打って平日の昼間限定で女性客の値段を下げることで、主婦層の需要を喚起しているのです。

このように、需要と供給の多寡によって商品の値段を変えることを「ダイナミックプライシング」と呼びます。需要が多い時期は値段を上げて、反対に需要が少ない時期は値段を下げるというのが、ダイナミックプライシングの考え方です。

企業の思惑を踏まえて、日頃からサービスを利用しよう!

需要が多いタイミングに商品の値段を上げることで、企業は収益を大きく増やせます。対して需要が少ないタイミングに値段を下げることで、需要を喚起して売上の減少を防ぐことができるでしょう。

また、在庫を保管しなくてはならないビジネスの場合、需要が減少すると在庫の保管や廃棄にも費用がかかってしまいます。そこで、商品の値段を下げれば在庫を減らせるため、保管や廃棄に要する費用の削減につながるのです。

以上のように、企業にとってダイナミックプライシングは、合理的でメリットの大きい値段設定の方法です。業種により多少の差はあっても、大半のビジネスではダイナミックプライシングの考え方が導入されています。

賢くお金を使いたいならば、こうした企業側の思惑を踏まえた上で、旅行や記念日のお祝いを計画するといいでしょう。人が欲しがるタイミングからちょっとずらして商品を購入することが、お得に商品やサービスを利用する秘訣です。こうした考え方は金融投資にも通じる部分があるので、日頃から意識してみましょう。

賢い消費者は、需要が少なく値段が下がるシーズンに旅行する

ダイナミックプライシングを理解している賢い消費者であれば、需要が少なく値段が下がるシーズンに旅行するでしょう。

例えば、ゴールデンウィークや夏休みなどの休暇シーズンは値段が高くなる一方、大半の人が仕事や学校に通っている6〜7月の平日は値段が下がります。

旅行会社HISが提供するハワイ5日間のツアーを見てみると、夏休み中の8月中旬に出発した場合の代金は最大27万9,000円なのに対し、需要が少ないとされる6月中旬に出発する場合は最安値6万7,800円となっています。

まったく同じツアーでも、時期が違うだけでおよそ20万円も低い値段でハワイ旅行を楽しめるのです。(参考:HIS海外旅行)

また旅行で宿泊するホテルでも、安い時期を選ぶことで大きく得します。ホテルオークラの宿泊プランを例に見ると、需要の多い8月中旬と需要の少ない6月中旬では、およそ2〜3万円ほど値段に差があります。

つまり、旅行などの支出を抑えたいならば、需要が少ない(出かける人が少ない)と予想されるときに予約するといいでしょう。

仕事や人間関係が許す範囲で工夫を

多くのビジネスでは、商品やサービスの値段を需要の大きさに応じて変動させています。こうした企業のダイナミックプライシングの戦略を逆手にとれば、お得に買い物や旅行ができますね。今回は6月と8月を比較しましたが、実際に“たった1週間ずらす”だけでもお得に旅行できることがあります。賢くお金を使うためにも、実際の価値とそれに見合った対価を見極める力を養っていきたいですね。

もちろん、旅行や記念日をずらすことで、人間関係がうまくいかなくなってしまうこともあるでしょう。恋人と交際した日を記念日としていたのに、休日で割高だからと言って、勝手に記念日を平日にずらしたことで恋人の機嫌を損ねて、険悪なムードにつながってしまっては賢いとは言えません。仕事や人間関係に悪影響が出ない範囲で、お得な買い物や旅行を心掛け、賢い消費者を目指しましょう。(提供:20代、最高の自己投資メディア UpU

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