コロナ騒動発生後
(画像=Mongta Studio/Shutterstock.com)

2.投資対象資産別にみる!ファンドの基準価額はどう動いたか

①日本株ファンド

2月下旬に2万3400円だった日経平均株価は、新型コロナの感染拡大を受けて、3月下旬までの1カ月で約29%下落、1万6500円をつけた。ただ、その後は急速に回復し、5月12日時点では半値戻し(下げ幅に対して半分程度まで戻ること)に近い状態にある。

結果的に大半の日本株ファンドも一時的に下げたもののその後は株価の回復に合わせて基準価額を戻しつつある。もちろん新型コロナ発生前に比べるとマイナスではあるが、大きな下落は防げているというのが現状といえる。

アフターコロナに期待
なぜ、日本の株価は大きく下落していないのか。

これには4月上旬に政府より総額108兆円の経済対策が打たれ、緊急事態宣言が全国に拡大されたことで、投資家に「これ以上の悪化はない」という安心感が広がったことがある。併せて「感染拡大が収まった後(=アフターコロナ)には経済が急速に回復する」との期待がある。

ただし、油断は禁物だ。収束の気配が見えてもしばらくは警戒する気持ちが働き、急激な回復は難しいだろう。日本株ファンドを持つお客様には、改めて中長期視点で保有するように伝えていきたい。

POINT
一時的に下げたが、経済対策等の影響で基準価額を戻しつつある

②国内債券ファンド