「相続・遺言」アドバイスの処方箋
(画像=PIXTA)
今回の質問
相続対策のために遺言書の作成をアドバイスしているのですが、大半のお客様はその必要性をあまり感じていないようです。遺言書とは何か、なぜ作成が必要となるのかということを、どのようにお客様に伝えていけばよいでしょうか。

前回は、相続によって家族が争う「争族」になってしまうことがあり、それを防止するには、日頃から家族の交流や話し合いをすることが有効だとお伝えした。それと合わせて効果的な対策の1つに遺言書の作成がある。

日本では万一の備えとして生命保険が浸透している。生命保険に加入する際は保険金受取人を指定するし、原則として健康でなければ加入できないことから若いうちに加入する人が多い。

遺言書も同様に、財産の受取人を指定し、健康で元気なうちに準備しないといけないものである。にもかかわらず、保険のようには浸透していない。それだけに金融機関の担当者としては、ぜひ活用を促したい。

要件を満たさなければ遺言書は無効に