トレンドを押さえた職域セールス推進の極意
(画像=PIXTA)

担当先の中には職域取引がほぼない企業もあります。前任者から「あまり取引は期待できない」と言われた先もありますが、どうアプローチすればよいですか。

担当先を複数持つようになると、担当先ごとに自行庫との取引量に濃淡があることに気付くだろう。大半の従業員が自行庫に口座を持っている担当先もあれば、従業員との取引がほぼない担当先もあると思う。

従業員との取引が深まっていない企業だと、金融機関の担当者は、訪問しても窓口となってくれている担当者(企業担当者)と挨拶をするだけ、もしくはパンフレットを企業担当者に渡して従業員に配ってもらうよう依頼する程度で終わってしまうのではないだろうか。

このような企業の従業員と取引を深めるにはどうすればよいのか、考えていこう。

担当者の行動次第で取引状況は変えられる