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新型コロナによりイレギュラーな相談が増えている。そうした相談への対応方法を取り上げる。
- 2.とにかく早く融資してほしいと言われてしまった
- 所有資産を洗い出したうえでつなぎ融資の検討を行う
金融機関では拙速な判断は禁物だ。資金繰りに困り「早くしてほしい」と企業から急かされたからといって、必ずそのとおり従うわけにもいかない。適切な実態把握や審査などのプロセスを経る必要がある。
とはいえ、コロナ禍にある現状では、「一刻も早く貸してほしい」という企業の心情も理解できる。それでは担当者はどのように対応したらよいか──。基本的には、次の3つに取り組むことになる。