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新型コロナによりイレギュラーな相談が増えている。そうした相談への対応方法を取り上げる。
- 4.既存融資の返済を延滞している企業から追加の相談があった…
- 延滞の改善策を検討したうえで経営者の意欲や人柄を見極める
既存の借入金の返済を延滞している企業への追加融資は、基本的に難しい。返済条件を履行できておらず金融機関からの信用が毀損しており、「期限の利益の喪失」状態にあるためだ。
新型コロナ騒動が起こる前から延滞しているとなると、その企業はそもそも本業の業績が不振な状態にある。この場合、自行庫内で当該企業に対する取引方針が決まっているはずだ。担当者はその取引方針に則って対応することになる。