コロナの影響
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取引先の資金繰り状況を握したら、どのように改善したらよいのか。取引先の状況ごとに融資や本業支援などの改善策を解説する。

Case6 収益は厳しいが事業以外の資産は残っている取引先

このように支援しよう
決算資料の明細書を確認して不要な資産の売却や債権回収を提案

コロナの影響を受けた取引先には、融資による支援とともに不要な資産を現金に換えるアドバイスも行いたい。取引先の貸借対照表や勘定科目内訳明細書、固定資産台帳を見てみよう。

具体的には、まず貸借対照表の資産の部にある勘定科目を1つひとつ見ていく。各科目の内訳は勘定科目内訳書に、固定資産科目の内訳は固定資産台帳に書いてある。事業に不要な資産がないか、現金化できないか考えよう。

以下、主な科目の着眼点を述べていく。