バンクビジネス
(画像=PIXTA)

前回は金融機関において「バックオフィス」と呼ばれる本部の業務と、その一部の部署における機能・役割について解説した。今回は本部編の続編として、その他の部署について同様にその機能・役割を解説したい。

今回解説をする部署については、金融業務により関係した特色ある部署もあるため、ぜひご自身の業務との関係をイメージして読んでいただきたい。

新たな金融サービス対応やリスク制御を行う部署が存在

●経営企画部

読んで字のごとし、「経営」を「企画」、「デザイン」する部署である。経営陣の参謀役であり、他部署含めた組織の舵取り役だ。

その業務は経営計画の策定から新規事業の立案、既存事業の再編、経営方針や財務情報などの社内外への発信など非常に多岐にわたる。当部署も金融機関に特有の部署ではないが、金融機関の業務においては、店舗戦略やフィンテックなどの新しい金融サービスへの対応を当部署が担っていることが多い。

フィンテック企業による利便性の高い金融サービスが広がりつつある昨今、これまで金融機関が独占的に提供してきた金融サービスはより簡単・迅速に、人々がアクセスすることが可能になった。

このような環境下、金融機関の店舗はどうあるべきか、フィンテックとして括られる新しい金融のトレンドにどのように対応していくべきか―といった大きな課題への検討も、同部署で所管することになるだろう。

●システム部