オピニオン 中小企業支援の現場から
(画像=PIXTA)

未曽有の資金繰り危機に悩む地域の開業医に改善の手を差し伸べよう

コロナ禍で様々な企業が苦境にあるいま、病床の少ない小規模なクリニック、すなわち「診療所」が資金繰りに困り、金融機関の支援を必要としている。

新型コロナの感染防止対策として、風邪の症状を感じてもまず自宅で待機し、どの診療科目でも不要不急の受診を避ける対応が目立つ。やむを得ないのだが、診療所の収入は減少してしまう。特に、定期的な通院患者が中心の耳鼻咽喉科や整形外科、感染症の患者が多い小児科などの多くは、月の患者数が30%以上も減り、大幅な収入減という状態だ。一方でマスクやガウンといった医療材料費が高騰したため、このままでは年間の利益が20%以上落ち込む可能性がある。