コロナで不要論が浮上! どうなる!?「印鑑」の取扱い【1】
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意思の担保を取る手段として印鑑を捉えないと議論を誤る

新型コロナウイルス感染防止のため在宅勤務(テレワーク)が広がる中、メディアによる「書類にハンコを押す作業が在宅勤務を阻んでいる」という記事が話題に挙がった。これを機に印鑑不要論が一気に浮上、金融業界でも「金融庁、『脱ハンコ』へ検討会、融資契約など電子化後押し」などと報じられている(『ニッキン』2020年5月29日号)。

行政や金融機関の手続きで必須となっている「印鑑」を本当に廃止できるのだろうか。そもそも、なぜ日本では印鑑が普及しているのだろうか――。