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制度融資やマル保融資を利用する際にクイックレスポンスをどう実現するか見ていく。
1 認定書取得と保証承諾をスピードアップする進め方
新型コロナウイルス感染症の拡大により経営に深刻なダメージを受けている取引先は、感染防止、雇用維持、ポストコロナの事業展開といった課題が山積だが、何よりも足元の資金繰りを回すことが喫緊の課題である。
新型コロナ対応の制度融資には日本政策金融公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付があるが、そもそも受付窓口が少ないため相談までに1カ月待ちともいわれる。
資金繰りはスピードが重要であるため、日頃取引のある民間金融機関に相談するのが最も迅速に資金調達する方法だと考えられる。