判断に迷いやすい3
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「融資の可否についてその場で回答を求められる」など融資対応で判断に迷いやすいケースを挙げ、適切な対処法やそうした状況を招かないようにするための防止策を紹介します。

〈融資の申込み・契約〉
⑨マル保融資の利用を検討しているが、どの制度がよいのか迷う

判断に迷いやすい3
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マル保融資は、各信用保証協会によって様々な制度が設けられています。中小企業であれば、該当する制度は必ず見つかるはずです。以下は、主な制度です。

・一般事業融資(運転資金から設備資金まで各種バラエティに富む万能型)
・小規模事業融資(借入残が少ない小規模企業向け。商工会議所などと連携していることが多い)
・創業支援融資(起業・創業者向け)
・つなぎ融資(補助金・助成金を受けるまでのつなぎが目的)
・借換保証融資(複数の借入れを一本化することで返済負担を軽減させる制度)
・経営安定融資(売上減や原料高騰を価格転嫁できないなど、経営悪化の条件を満たした企業向け)
・経営力強化保証(経営革新等支援機関の支援を受けて、事業計画に基づいた経営再建を目指す企業向け)

どの保証制度を使うかは、企業の借入目的、つまり資金使途に応じて選択します。それでも、多くある制度から適切に選択するには迷いが生じます。その際には、以下のことに着目して検討しましょ う。

①企業の経営体力・特性・業種等
②制度によって決められる保証料(保証料率)や金利
③保全・担保(自行庫の担保だけでなく保証協会の保全も勘案する)

企業の立場で適切な選択を