ATM手数料が無料になる、預金金利がアップする……。銀行の口座を年金受取口座にすると、こうした特典がつく場合があります。高齢者向けの銀行の無料サービスは、ぜひ有効に活用したいものです。

出金手数料、塵も積もれば……

高齢者になればATM手数料が無料に!?銀行のシニア向けサービスを解説
(画像=ifeelstock/stock.adobe.com)

いまやコンビニエンスストアなどにATMが設置されているのは当たり前の時代となりましたが、「塵も積もれば」で気になるのが出金手数料です。低金利が続くいまの時代においては特に出金手数料は預金者にとって大きな負担となっています。

そんな中で注目したいのが、各銀行が無料で提供している高齢者向けサービスです。

年金受取口座に指定することでどんな特典が?

高齢者向けサービスの1つが、その銀行の口座を年金受取口座にすると、ATMの出金手数料が無料になるというものです。土日祝日や夜間の出金でも手数料が掛からず、より気軽にATMを利用することができるようになります。

銀行によってこうした高齢者向けサービスを利用するための条件が決められており、例えばゆうちょ銀行では、年金の自動受け取り予約ができるのは満58歳以上で、通常貯金の残高が1万円以上あることが条件とされています。

そのほかにも、普通預金や定期預金の金利がアップするといった特典や、他行への振込手数料が一定回数無料になる場合があります。

銀行によってはこれらのサービスとは別に、宿泊施設やレジャー施設を優待価格で利用できるという特典を提供しているケースもあります。

銀行側にもメリット、今後はもっと特典が充実?

銀行にとっては、こうしたサービスの展開で他行と差別化を図ることで預金者をより多く獲得でき、年金受取口座を継続的に利用してもらうことによって客離れも防げます。もちろん銀行全体の預金額が増えることにもつながります。

顧客が増えれば、ほかのさまざまな金融サービスを案内する機会も増えます。こうしたメリットがあるので、銀行側は高齢者向けのサービスを強化しているわけです。

各銀行は今後も継続的に優遇サービスを提供し、さらにその内容が充実していくことも考えられます。まずはご自身が日頃から利用している銀行でこうしたシニア向けのサービスがあるか、調べてみてはいかがでしょうか。

(提供:ANA Financial Journal

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