「ジェンダーギャップ」の課題解決に向けた取り組みについては、各国間でかなり温度差があるのが現実です。この記事では世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表している「世界ジェンダー・ギャップ報告書2020」から、ジェンダー間の不平等が小さい国を紹介していきます。

ジェンダーギャップ指数ランキング

最も男女間格差が低い国はどこ? 最新ランキングを紹介
(画像=1STunningART/stock.adobe.com)

WEFの報告書では、世界153カ国の「ジェンダーギャップ指数」によるランキングを紹介しています。この指数は「経済参加と機会」「教育達成度」「健康と生存」「政治への関与」という4つの視点で算出され、数字が大きいほど不平等さが小さいことを示しています。

では早速、2020年版のジェンダーギャップ指数ランキングをみていきましょう。(※カッコ内は指数です)

1位(0.877)アイスランド
2位(0.842)ノルウェー
3位(0.832)フィンランド
4位(0.820)スウェーデン
5位(0.804)ニカラグア
6位(0.799)ニュージーランド
7位(0.798)アイルランド
8位(0.795)スペイン
9位(0.791)ルワンダ
10位(0.787)ドイツ
ーーーーーーーーーーーーーーー
106位(0.676)中国
108位(0.672)韓国
121位(0.652)日本

欧州の国がTOP10の多くを占めました。なかでもアイスランドは2年連続で1位、ノルウェーも2年連続で2位となっています。

欧州各国が居並ぶなかで、ニカラグアやルワンダといたアフリカの国の名前が目を引きます。両国は、女性の政界進出が著しいことで知られ、ジェンダーギャップ指数では日本や韓国などアジアの国よりはるか上位に位置しています。

日本は順位を落とす傾向、「政治への関与」に課題

日本はこのランキングで順位を落としています。2015年は101位でしたが、現在は過去最低の121位となりました。4つの視点の中で最も評価が低いのが「政治への関与」(144位)で、国会議員や閣僚における女性の少なさが響いています。

ランキングは毎年発表されています。次回以降、先進国の中でも最低水準の日本の順位はどう変わっていくのか、注目していきたいところです。

(提供:ANA Financial Journal

【おすすめ記事 ANA Financial Journal】
PayPayは高額キャッシュバックをなぜこれほど頻繁に行えるのか
ところで、滝川クリステルさんが1億5,000万円保有する「国債」ってどんな商品?
年収1000万だとつらい……高所得者の実態とは?2019年ヒット記事10選
年収3,000万円世帯に人気の車は意外にも…?
年収5,000万になればできる高額な「大人の習い事」