パテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタン……。憧れの時計といえば数百年の歴史を培ってきた名門ブランドが存在感を示していますが、そんな常識に立ち向かうのが新興ブランドです。今回は独創的なデザイン・素材を使い、独自のマーケティング戦略を打ち出す「ウブロ」の魅力を紹介します。

高級化志向が続く腕時計

パテックやオーデマピゲと伍して戦う!新興ブランドの戦略を探る
(画像=rudrost1/stock.adobe.com)

腕時計は、スマホの時間表示で代用できることもあり、「しない派」の人も珍しくなくなりました。日本時計協会によると、日本のウオッチ完成品国内出荷数はピーク時(2001年)の約1,100万個から減少傾向にあり、ここ数年は900万個前後で推移しています。

一方で、出荷金額は落ちるどころかむしろ増加傾向にあり、2017年(約1,160億円)から2019年(1,210億円)にかけて増加傾向にあります。スイス時計協会による市場調査(日本国内、2016年)でも、男性ユーザーの6割が30万円以上クラスに、2割弱が100万円以上クラスに購買意欲を示すなど、ユーザーの高級化志向が如実に表れています。

そして生産地では、スイス製が圧倒的な人気を得ています。

老舗に挑む、スイスの野心的な新興ブランド

スイス製の中でも、「いつかは欲しい憧れブランド」としてトップを維持し続けているのが200年近い歴史を誇るパテックフィリップです。革バンドのシンプルタイプでも優に100万円を超え、上級モデルの価格はオークションで30億円を超えるものも現れ、まさに天井知らずです。

一方で、若い世代の関心を集めているのが新興ブランドのウブロで、前掲のスイス時計協会の調査では30代男性の11%が、欲しいブランドとしてウブロの名を挙げています。

なぜ人気なのでしょうか。老舗モデルに比べて価格が手ごろなだけが理由ではありません。マジックゴールドやサファイアクリスタルなど新素材の積極的採用、ウサイン・ボルトなど著名アスリートのアンバサダー起用など、意欲的で斬新な取り組みが支持を集めているのです。

「手が届くブランド」からお気に入りの1本を

人気のスイス製時計は、決して安いものではないものの、頑張れば手が届くアイテムも取りそろえられています。ステータスシンボルとして、あるいはファッション表現のひとつとして、新旧さまざまなブランドの中から、お気に入りの1本を選んでみてはいかがでしょうか。

(提供:ANA Financial Journal

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