新型コロナウイルスは、国内のさまざまなイベントに大きな影響を与えて続けており、夏の風物詩ともいえる夏の甲子園も中止になった。甲子園は47都道府県の代表が集って競い合うが、貯蓄の額も都道府県ごとに貯蓄額が異なる。

そこで本記事では全国の貯蓄ランキングを紹介する

新型コロナウイルスの影響により高校野球の試合が中止に

全国貯蓄ランキング
(画像=PIXTA)

新型コロナウイルス拡大の影響で史上初めて春夏の高校野球の甲子園大会が中止された。高校野球を楽しみにしていた多くの人は、ショックを受けたことだろう。高校野球はなぜ人気があるのだろうか。人気の秘密の一つがそれぞれの県の代表チームが覇を競うということである。

特徴や事情が異なる各都道府県の代表がしのぎを削る大きなイベントであるからこそ、全国に高校野球のファンが存在し、自分の県の代表を応援するのだろう。

貯蓄においても各県ごとの状況に違いが 全国貯蓄ランキング

高校野球のように各都道府県のそれぞれの事情を考慮して考えなければならないのが貯蓄金額である。新型コロナウイルス拡大は、日本経済にも大きな影響を与えた。外出自粛などの影響で売り上げや収入が減った企業や個人も多い。また、今後のボーナスの金額に影響があるという人も少なくないだろう。

こうした不測の事態に対応するため、「将来に備えて貯蓄を増やしたい」という人も多いと考えられる。そこで気になるのが「他の人はどれぐらい貯蓄しているのか」ということだ。貯蓄額の参考になるのが平均の貯蓄額である。しかし、全国平均の貯蓄額を見るのもよいが、地域によって物価も違うため、それぞれに事情が異なる。そのため自分が住んでいる県の平均貯蓄額を参考にしてみてはいかがだろうか。

2019年11月にソニー生命保険株式会社が行った「47都道府県別 生活意識調査2019年度版」では、47都道府県の県民性を探るために、さまざまな角度から多くの項目でアンケートを行っている。例えば、貯蓄額についても都道府県ごとにランキング化されている。同調査によると全国平均貯蓄額は346万5,000円だった。

貯蓄ランキング

貯蓄の平均額トップ3は、1位「東京都」(650万9,000円)、2位「愛知県」(530万2,000円)、3位「福岡県」(511万9,000円)である。東京都は全国で唯一平均貯蓄額が600万円を超えた。一方、ワースト3は1位「青森県」(142万6,000円)、2位「愛媛県」(188万7,000円)、3位「岩手県」(200万6,000円)となっている。

例えば、収入が途絶えた際など、非常時には貯蓄の有無が生活に大きく影響する。東京都に住んでいる人は、全国平均貯蓄額以上の貯蓄があったとしても東京都の平均よりも低ければ生活は苦しくなる可能性があるだろう。逆に青森県在住なら全国平均貯蓄額よりも貯蓄が少なかったとしても青森県の平均よりも高ければ生活は楽かもしれない。このように他の人の貯蓄額を知りたい場合は、自分が住んでいる県の平均貯蓄額を参考にするのも方法の一つだ。

自分が住んでいる県の貯蓄状況を確認し、自身の資産状況を見直そう

自分が住んでいる県の貯蓄状況を確認したら自身の資産状況を見直す必要がある。「現在、自分が住んでいる県の平均貯蓄額以上の貯蓄がある場合」「このまま貯蓄を進めれば数年後には県の平均貯蓄額以上の貯蓄ができる」など目途が立っている場合は、現状のままでもよいだろう。しかし、今のままでは県の平均貯蓄額に届かない場合は、貯金以外の方法で資産を増やしていく必要がある。

そこで検討しておきたいのが投資による資産形成だ。昔と違って今は、少ない金額からでも投資を行うことができる商品がたくさんある。また、インターネットを使って投資を行うことができるなど、投資がしやすい環境が整っているため、初心者でも気軽に投資することが可能だ。初心者におすすめなのが投資信託と金銭信託である。

投資信託とは、投資家から集めたお金を一つにまとめて投資のプロが投資・運用する商品のことだ。投資のプロが資産運用を行うため、投資のことが分からなくても安心して任せることができる。中には、100円から始めることができる商品もあるため、初心者でも始めやすいだろう。金銭信託も投資信託と同じように、投資家から集めたお金を投資のプロが運用する商品である。

投資信託と違う点は、投資家から集めた資金を投資家ごとに分けて運用できることや元本保証のある商品があることだ。投資家ごとに分けて運用できるため、自分がどの商品に投資しているのか確認できる。元本が保証されている商品の場合、利益は投資信託より低い場合があるが貯蓄額が減ることがないので安心だ。

自分が住んでいる県の平均貯蓄額と比較し、現在の貯蓄額が少ないと感じたなら、この機会に投資を始めてみてはいかがだろうか。