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(写真=GaudiLab/Shutterstock.com)

アメリカ株(米国株)とは、世界最大の経済大国であるアメリカ合衆国で取引されている銘柄のことをいいます。実際の取引は、アメリカにある株式市場でおこなわれています。直接、アメリカの証券会社で取引口座を開設することもできますが、英語力に自信のない人は、日本国内のネット証券会社で、米国株の取引口座をひらくことにより、アメリカの株式市場の銘柄を売買することが可能となります。

アメリカの株式市場の特徴

アメリカの株式市場の特徴としては、まず、その規模が非常に大きいことがあげられます。それだけたくさんの金融商品が提供されていますし、取引される銘柄も、世界的な一流企業が多数含まれています。時価総額でいっても、世界のトップ10の半分は、アメリカの企業が占めています。市場全体の時価総額の面からみると、日本の株式市場と比べものにならないほどの規模をもっている株式市場といえます。

これだけの規模があると、他の国の株式市場への影響力も、桁違いに大きなものとなります。アメリカ市場の株価の下落が、他の国へ大きな影響を与えたことが、過去に何度もありました。市場で取引される銘柄の数も、9000近く存在しますので、米国株の口座があれば、基本的にどこの国の銘柄であっても取引することが可能です。

日本からアメリカの株式の売買をおこなう場合、夏時間(サマータイム)であれば、その取引時間は、日本時間では、夜の22:30からはじまり、翌朝の5:00に終了します。冬時間(標準時間)であれば、夜の23:30からはじまり、翌朝の6:00に終了します。そのため、仕事が終わって帰宅してから、リアルタイムで取引に参加することができます。

すべての銘柄を一株から購入することができますし、たくさんの銘柄で活発な取引がおこなわれていますので、利益をあげるチャンスがいくらでもあります。その他の特徴としては、「ストップ高」と「ストップ安」という日本の株式市場では、おなじみの制限がありません。

注意点としては、円とドルの為替レートの変動によって、その企業の業績に特に問題がなくても、円に換算したときの株式の評価額が下落する可能性が常にあります。(もちろん、逆もあります。)為替の変動により発生するこのような可能性を「為替リスク」とよんでいます。

人気のアメリカ株(米国株)は?

日本のネット証券を経由して取引できる米国株は、 マネックス証券 の扱っている約2800銘柄を筆頭に、 楽天証券 の約1200銘柄、 SBI証券 の約800銘柄と続きます。人気のある銘柄を並べるとすると、「Apple(パソコンのMacintoshやiPhone等を販売)」、「NHN(LINE、NAVER等のネットサービスを提供)」、「Facebook(SNSサービスのFacebookを提供し)」、Amazon(通信販売大手)」などのIT関連の企業の人気が高いようです。

日本のネット証券でアメリカ株(米国株)を購入する

英語力にちょっと自信がないという方で、日本のネット証券を利用して、米国株を売買する場合は、ひとまず国内のネット証券で、国内株の取引口座を開設して下さい。

楽天証券 」では、2000年の12月以降に総合取引口座を開設した人は、すぐに米国株の売買をおこなうことが可能です。売買資金も、顧客の選択により、日本円でも、米ドルでも使用することができます。為替の今後の傾向がどうなるかによって、為替リスクを回避することができる方の通貨を使うことが可能です(円安傾向ならば、米ドル資金を利用するほうが有利です。)。

投資家の評価がかなり高いトレードツールである「マーケットスピード」を利用して、日本語で表示された各種の情報に従って、株式相場の推移を予測することができるため、ほとんど国内の株式を売買する場合とかわらない感覚で、米国株を取引することが可能です。

マネックス証券 」でも、比較的簡単に米国株の取引をスタートすることができます。まずは国内株の取引口座を開設したあとで、米国株取引のウェブページへログインすることにより、簡単に米国株の取引を行うことができます。売買の資金については、総合取引口座から、日本円で外国株取引口座へ入金する必要があります。そして、その中で、米ドルを購入して売買資金にあてることになります。もちろん、米国株の取引であっても、日本語で表示された画面を見ながら売買を行うことができます。

SBI証券 」では、総合取引口座とは別に外国株の取引を開始するための手続きが必要ですが、総合口座と同時に外国株の取引口座を開設することが可能です。売買資金については、顧客の選択により、米ドルでも、日本円でも資金にあてることができます。

アメリカ株(米国株)購入のポイント

日本国内の株式市場とは、多少異なる基準で企業の評価をする傾向があるため、そのあたりの評価の基準を把握して、将来の株価を予測する必要があるようです。具体的には、現在の資本を利用して、どれだけの利益をだしているかという指標である「ROE」を投資家が気にする傾向が強いのが、米国の株式市場です。この点、日本の国内市場では、この数値はそれほど問題にならないのが通常です。(米国とは、法人税率などの面で環境が異なることが遠因です。)また、自己資本比率も確認しておく必要があります。

少ない資本しかない企業でも、多額の借入をおこなえば、好景気にあわせて業績をあげることにより、一時的に「ROE」をあげることができます。しかし、不景気になると、借入金を返済しようにも、すくない資本では、それが困難となります。

あとは、利益成長率も、大事なチェックポイントです。利益成長率とは、一株あたりの利益の割合を、前年度にくらべてどれだけ上げることができたかを数値にしたものです。こちらが毎年上昇しているような企業は、現在の経営陣の経営能力を高く評価することができます。利益成長率が高いということは、ROE、および自己資本率もこれからさらに上昇することが予想されます。

このような有望企業の株価が、企業自体の業績にはまったく問題がないにもかかわらず、株式相場全体の冷え込みなどによって、一時的に株価が落ち込んだようなときは、大変お買い得な株式といえます。このように、有望な企業を常に探しながら、もっともよい買い時を待つ方法で、いくらでもビッグ・チャンスを手にすることができるのが、アメリカの株式市場です。

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