執筆者:株式会社ZUU
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特別定額給付金10万円を受け取ったものの、いい使い道が思い浮かばず、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?すべて貯蓄に回したいわけじゃないけれど、無駄遣いもしたくない。そんな人は、ふるさと納税をして地方に寄附をしながらも、生活費も浮かせるという選択肢を選んでみませんか。ふるさと納税の仕組みやメリット・デメリットと合わせてご紹介します。

給付金10万円の意味のある使い道は?

給付金10万円,ふるさと納税
(画像=kumashacho/stock.adobe.com)

所得にかかわらず、家計を支援するため1人あたり10万円が支給される特別定額給付金。臨時収入だからこそ、使い道を迷いますよね。

「全額貯蓄するのはちょっと……」「いつの間にか使ってしまったら嫌だ」「意味のある使い方をしたいけど、どうすればいいかわからない」そんな人はたくさんいるはず。それなら「ふるさと納税」を選択してみませんか?

そもそも「ふるさと納税」ってなに?

わたしたちが納める税金の一つ「住民税」は、原則、その年の1月1日に居住している(住民票のある)都道府県や市区町村などの自治体に納められます。

どこで生まれ育っても、東京で就職し(所得を得て)渋谷区に住んでいれば(住民票をおけば)、東京都と渋谷区に税金を納めるということです。

これだと人口・企業ともに都市集中の現代では、都市にばかり税収が増えてしまいますね。そこで「ふるさと納税」の出番です。

「ふるさと納税」は名前に“納税”と付いていますが、実際には「寄附」のことです。

自分の住む地域の自治体ではなく、自分が選んだ自治体に寄附=ふるさと納税した場合、寄附額のうち2,000円(一律の自己負担金)を超える部分において「所得税の還付・住民税から控除される」制度です。

今回、支給された10万円のうち、例えば2万円を地方に寄附することで税の控除を受けられれば、地方にも自分にとっても嬉しいですよね。

*税の控除には、確定申告などの所定の手続きが必要です
*控除額には一定の上限があります

「ふるさと納税」で生活費が浮くってどういうこと?

ふるさと納税には税控除などの一面もありつつ、その最大の特徴であり魅力とされているのが、寄附への「返礼品」です。多くの自治体が、寄附額に応じて地域の特産品などを返礼しています。

特産品には、米・肉・魚介類・野菜・果物・スイーツ・お酒・調味料・日用品などさまざまな種類があり、中には観光名所のチケットや温泉宿の宿泊券、パッケージ旅行商品などもありますよ。

こういった特産品の中から上手に商品を選べば、“生活費を浮かせることができる”というわけです。

寄附(ふるさと納税)をすることで「地方に役立つことができ」「税控除を受けられ」「返礼品などで生活費を浮かせられる」となれば、給付金の使いどころとして魅力的と言えるのではないでしょうか。

「ふるさと納税」のメリット

すでにご紹介した通り、この制度は地域ごとの税収格差をなくすためのものです。もともと、多くの人や企業が集まる自治体ではたくさんの税収があります。逆に、人口が少ない自治体では税収を増やすことは非常に困難でした。

一方で、ふるさと納税は、私たちが好きな自治体を選んで寄附することができます。

“ふるさと”の名の通り、出生地や故郷である自治体を選んでもいいですし、まったく縁もゆかりもない自治体を選んでもかまいません。寄附先も1つである必要はなく、複数の自治体に寄附できます。

こうして自治体間に競争原理が働くことで、地域の魅力を積極的にアピールしたり、特産品の開発に力を入れたりする自治体が増えることから、ふるさと納税は地域活性化にもつながっているのです。

寄附額の使い道を指定できる

ふるさと納税では、寄附するお金の用途を指定できます。

「子育て支援」「海外支援」「歴史・文化・伝統の保全」「医療・福祉」「自然環境保護」「スポーツ・音楽」など、自分が寄附したお金を何に使うか選べるため、自治体の政策に関与できると言えます。

「生まれ育った土地の医療や福祉に貢献したい」「大好きなあの土地の文化をこれからも守ってほしい」というような想いも預けることができ、これが「ふるさと納税」の人気のひとつでもあります。

私たちは、自分のおさめた税金がどのように使われているか、普段ほとんど知ることができないでしょう。「ふるさと納税」が唯一、寄附というかたちでその使い道を決めることができると言えます。

「ふるさと納税」の注意点

ふるさと納税は、所得などに応じて控除額に上限があるため、税の控除を踏まえて寄附する場合には注意しましょう。また控除を受けるためには、原則、翌年に確定申告を行うなどの手続きが必要となります。

いずれも、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」などで、控除額のシミュレーションや、制度の仕組み・手続きを詳しく確認できますのでチェックしておきましょう。

返礼品を選ぶときのポイント

給付金10万円の一部を「ふるさと納税」する場合、地方自治体へ貢献したいという気持ちが強い人は、返礼品もしっかりと見極められるといいですね。

自治体によってはどこでも購入できる日用品などを取り扱っているケースもあり、地域活性化といった意味ではあまり有効とは言えないでしょう。その地域の特産品を選ぶなどして、日々の食事などにあてることができれば、自分自身の生活費を浮かせることもできますね。

また、返礼品は、届く時期を指定できないことがあります。想像以上にたくさんの量が届き、一人暮らしの人はとくに冷蔵庫や冷凍庫に入りきらないというケースも。配送時期を指定できる商品を選んだり、あらかじめ分量をチェックしておくといいでしょう。

給付金10万円で、地域も自分も元気に!

給付金10万円で、この制度を利用すれば、自治体に貢献できるとともに、生活費も浮かすことができます。また、ふるさと納税をすることで税金や各地の特産品についての理解が深まるでしょう。これらの知識を蓄えるためにも、給付金10万円の使い道が決まっていない人は「ふるさと納税」を選んでみてはいかがでしょうか。(提供:20代、最高の自己投資メディア UpU

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