テラー
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【ケース3】「渉外担当者との連携」が評価項目に入った…

バンクビジネス
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法人や個人のお客様の中で特定のお客様を担当しているのが渉外担当です。営業店からお客様を訪問し、お客様の状況に応じた様々な種類の提案を行います。主に大口案件を担当し、営業店の収益にも大きく寄与します。

渉外担当の課題は、常にお客様の新規開拓と案件の発掘です。その新規開拓の一端を営業店のテラーが担いつつあります。金融機関の方針としてミッションに組み込んでいることもあれば、高いスキルを有しているテラーに個人的にミッションを課していることもあります。

多くの場合、テラーから渉外担当者に情報を伝え連携をしますが、そうした連携にとどまらずニーズの顕在化からアポイントまで行うこともあります。これは、現在の金融機関において極めて重要なミッションであると同時に、テラーには高いスキルと経験が要求される業務です。

窓口担当者をテラーと呼びますが、テラー(teller)には勘定係や出納係という意味があります。業務上の区分けでいえば、現金入出金や両替、振込といった決済業務や、各種変更等届の受付を行います。事務処理のプロフェッショナルであり、正確な事務処理と処理スピードが要求されます。しかし、事務処理は収益を生みにくくコストがかさみます。

では、どこで金融機関が収益をあげていくかというと、前述の渉外担当と店頭のローテラーです。ローテラーの主戦場は事務処理から「提案型業務」に移りました。ローテラーは、事務処理のプロから、金融における相談型業務のプロ――つまり、ファイナンシャルプランナーでなくてはならない時代となったのです。

隠れた課題に気付き提案につなげることを期待