主な業種の現状と関連業種への影響を理解する…  ③医療・介護業 ④製造業
(画像=PIXTA)
③医療・介護業

感染リスクを恐れ患者が減る中 利用価値を重視した経営が必要に

医療機関は、病床数が20以上の病院と、20未満の診療所に分けられる。病院・診療所ともに4〜5月の実績は、前年同月比でおおよそ2〜3割減となった。

病院については、新型コロナウイルスの患者を受け入れた、あるいは集団感染(クラスター)が発生した施設で経営が悪化した。新型コロナ患者を診ていると救急車から敬遠され、他院からの紹介は減り、外来患者が来なくなる。手術が減ったのでリハビリ患者も少ない状況だ。

新型コロナ患者の受入れは社会的に不可欠であり、行政が病院の経営状況の悪化を放置しておくとも考えにくい。助成金も含めて何らかの経営対策が講じられるはずだ。

近い将来、新型コロナ患者を診ない病院に対して「本当に必要か」と存在意義を問われる可能性もある。

小児科・耳鼻咽喉科や都市部の診療所で収入減