新興国ファンドを多く保有しているお客様
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2.新興国ファンドを多く保有しているお客様
国により全く異なる状況を理解のうえ「選別投資」をアドバイスする

世界的な新型コロナウイルスの感染拡大は収まっておらず、世界全体の死者数は68万人を突破した。

8月1日時点で最も感染者数が多くなっているのは米国だが、2番目にブラジル、3番目にインド、4番目にロシア、その次に南アフリカ、メキシコ、ペルー、チリと新興国が続く。

感染拡大による経済へのダメージは当然大きくなっていて、新興国の株式市場は大きなマイナス影響を受けている。

新興国全体の株式の年初来パフォーマンス(2020年1月〜6月、現地通貨建て)はマイナス6・5%で、先進国全体のマイナス6・2%と比べても大きい下げ幅だ。

成長著しいアジア地域はマイナス3・2%となっており、かろうじて踏みとどまっている感はあるものの、感染者が多い中南米地域はマイナス 17・8%、中東欧アフリカ地域はマイナス14・2%となっており、株式市場は厳しい投資環境になっている。

本稿では、そうした環境の中で、新興国株ファンドを多く保有するお客様に伝えたいポイントを挙げたい。

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