セミナー講師 私の流儀
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私は前職が精密機器メーカーのソフトウェアエンジニアで、27歳で労働組合役員に就任したのがFP業界に転身する始まりでした。FP歴は今年で22年になります。

就任当時はすでにFP資格を保有していました。その頃、労働組合では、著名なFPを招致して、保険の見直しをテーマとするライフプランセミナーを頻繁に行っており、いつも盛況でした。

ところが、組合の中でも少人数の拠点までは著名FPは来てもらえません。そこで、そうした少人数拠点でのセミナーに、講師として登壇するように命じられたのが28歳のときでした。

初心者ながら必死で練習したのが奏功し、セミナー参加者はみるみる増えていきました。評判は別の労働組合にも飛び火し、長野県松本市という地方都市が拠点にもかかわらず、全国500団体以上の労働組合に、講師としてお招きいただくようになりました。

34歳で法人を設立。当初は年間250回のペースで登壇していましたが、早々に講師一人だけでは無理と判断し、講師を増やしながら事業の平準化に努めてきました。現在は9名の講師を擁し、私自身も年間150回のペースで登壇しています。

これらの経験をふまえ、今回は、弊所の講演業のビジネスモデルと、講演自体における工夫や取組みをご紹介します。

流儀①「主催者の意図」を明確にし行き違いのリスクを抑える