オンライン相談
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「FP手帳資料編アプリ」の実務での活用方法についてお話を伺う本連載。今回は、三大都市圏でコンサルティングとFP養成を行っている株式会社FPフローリストより、足立美佳さん、大矢亜希子さん、藤原智香代さんの3名にご登場いただいた。

――まずは、FP手帳資料編アプリを主にどのように使われているのかを教えてください。

足立 データや制度の細かな数字について、「あれ、なんだっけ?」というときにパッと調べる、備忘録的な使い方が主ですね。よくご相談いただく分野である「ライフプラン」「金融」「不動産」「税金」の4つのお気に入りフォルダを作り、使いそうな資料を登録しています。

オンライン相談だとスマホは見せづらいので、お客様に見せるというより、自分が相談前に確かめるのに利用するといった感じでしょうか。

大矢 私も、よく使いそうな資料をテーマ別にお気に入りへ登録しています。お客様へのアドバイスの裏付けとなるものを「家計」「住宅」「運用」「保険」「相続・贈与」の5つに分けて登録し、事前に見ています。

藤原 私はお2人とは違って、検索機能をよく使っています。紙の手帳だと知りたい情報がどこにあるか探すのに時間がかかっていましたけど、検索ならすぐに目当てのページが出てくるので助かります。「お気に入り」に登録した資料もありますが、それを開くよりも便利ですね。

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お気に入りフォルダに好きなページを登録・フォルダ分けも可能
よく参照する資料は、お気に入りへ登録しておくとすぐにアクセスできます。フォルダ分けもできるので、お客様との相談で頻出のテーマごとに整理しておくことも可能です。
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制度の複雑な部分を事前に登録しておき相談前に確認しています