お客様をトラブルから守る 保険の案内・説明方法
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【1】保険などの保障性商品って何?預貯金と何が違うの?

金融機関の窓口で生命保険を契約するお客様は金融機関で手続きを行うため、「生命保険に加入した」という意識が希薄になりがちです。

契約した直後は説明の内容を覚えていても、生命保険は長期にわたる契約ですので、徐々に記憶が薄れてしまうものです。そのため、このような質問を受けた際には、保険と預貯金の違いとともに、生命保険の代理店の立場としての自行庫の役割も伝えるようにしましょう。

まず、生命保険と預貯金は「あることのためにお金を準備する」という目的は同じです。それを踏まえ、例えば「子どもが生まれたばかりの家庭で、子どもが18歳になるまでの間に大学への進学資金を500万円準備したい」というようなケースを考えてみましょう。

毎年コツコツと積立型の定期預金にしてもよいですし、資金が貯まっていくタイプの生命保険を活用しても、どちらにしても「最後まで積立てができれば」目的は達成できます。

しかし、これは「積み立てている人が、最後まで積立てができる」ことが必要条件になります。現実には、この条件を満たすことができなくなるケースもあるでしょう。その場合には、生命保険の機能が活きてきます。

もし、積み立てている途中に万が一のことがあると、積立型の定期預金の場合は、それ以降の積立はできませんので、それまで積み立てられた分のお金だけを学資に充てるほかありません。

積立ての期間によっては、当初の目的である500万円に足りない金額しか準備できず、場合によっては学資が足りないために進学を断念する、または本人が奨学金を借りて進学して就職してから自分で返済する――ということになるでしょう。

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