お客様をトラブルから守る 保険の案内・説明方法
(画像=PIXTA)

【2】共済は巷の生命保険より保険料が安いから共済のほうが得なんだよね?

共済は大きく、JAが販売している「JA共済」、「都道府県民共済」の2つに分けられます。JA共済は民間の生命保険会社とほぼ同様の商品ラインナップとなっており、掛け金にもさほど違いはありません。

都道府県民共済は、全国生協連(全国生活協同組合連合会)が引受けをしている共済で、1年更新型の生命保険型の共済やこども共済、火災共済などを取り扱っています。月額1000円程度の掛け金から加入できるため、手軽に保障が欲しいという人の選択肢の1つとなっています。

都道府県民共済が生命保険会社の保険と大きく異なるのは、「年齢にかかわらず掛け金が同一」という点と、「1年ごとに決算をして、共済全体の掛け金の総額から共済全体で支払った共済金を差し引き、残余があれば契約者に割戻金として返還する」点です。

年齢にかかわらず保険料を同一にしているのは、その人1人ひとりの死亡率によって保険料が決まるのではなく、皆がお金を出し合って万が一のことがあった人にお金を回すという「相互扶助」の仕組みに基づくからです。

一方で、加入金額は小口に制限され、プランはパターン化されています。いわゆる生命保険のように大きな保障が必要・特約が欲しいというようなお客様ごとのカスタマイズは難しいでしょう。

一般の保険の保障不足を補う使い方も有効