提案
(画像=PIXTA)

2. 報告書で問題視された高齢顧客対応を知っておこう

金融審議会市場ワーキング・グループは、8月5日に公表された報告書の中で「超高齢社会における金融業務のあり方」についても明記している。認知判断能力や身体機能が低下した高齢顧客に対する金融機関の対応について、問題意識や求められる対策を示した。

本マンガでも、認知判断能力が低下した高齢顧客の預金の払戻しを代理人が求めたが、窓口担当者が拒絶している。医療費など必要不可欠な資金であれば利便性の観点から柔軟な対応をすべきではないだろうか。

報告書では「認知判断能力や身体機能が低下した高齢顧客に対する対応」という着眼点が示されている。そこで以下では、㋐認知判断能力、㋑身体機能という2つの観点から、高齢顧客対応にどんな問題があるのか整理したい。

柔軟性を設けることが顧客利便性に適う