比較的安定している投資方法として注目を集める「ほったらかし投資」。いわゆるインデックス投資をメインとする方法です。

これは、市場全体の値動きに連動するタイプの投資信託を積立購入する手法です。私たちがお勧めするマンション投資もこのインデックス投資と近い特徴を持っています。

一方で、インデックス投資に比べて、マンション投資ならではのメリットを生かし、資産形成を加速させる方法もあります。

今回は、インデックス投資とマンション投資の共通点と、そこから一歩踏み出すマンション投資による資産の増やし方をご紹介します。

インデックス投資とマンション投資の共通点とは?

はじめての投資信託。インデックス型とアクティブ型のどっちを選ぶ?
(画像=Monster Ztudio/stock.adobe.com)

インデックス投資とマンション投資の共通点は、主に3つです。

1つ目は、長期での運用を前提とする点です。

複利の効果や、時期をずらした積立によるリスク分散の効果は、長期の運用でないと十分に発揮されません。マンション投資も、一般的には長期の借り入れを利用するため、家賃収入で元本を完済するまでには時間がかかります。

また、完済後に安定した家賃収入を毎月受け取れることに大きなメリットがあります。

2つ目は、値動きを見て売買をする必要がない点です。

インデックス投資は、市場全体を買う投資で、長期的な経済成長を信じて保有し続ける手法です。マンション投資も一度買ったら、基本的にずっと持ち続ける投資です。家賃収入という形で長期安定的に収益を得ることが目的となるからです。

3つ目は、商品選びでつまずくと、長い期間で収益に差が付く点です。

インデックス投資を始める上で、見落としがちなポイントは、信託報酬です。同じような値動きをするファンドであっても、信託報酬の額が高ければ高いほど、再投資による複利運用の効果は落ちてしまいます。

また、マンション投資においても、一つとして同じマンションはありません。物件選びも様々な要素を踏まえて、見極める必要があります。一見、利回りが高く見えても、空室が続いて家賃収入が得られないマンションもあります。

また、価格が高すぎる新築物件を選んでしまい、収支が合わないといった例もよく聞く話です。

「ほったらかし」にしないマンション投資の魅力

共通点の多いインデックス投資とマンション投資ですが、資産形成を加速させるなら、 マンション投資は「ほったらかし」にしないことを強くお勧めします。

ポイントは繰り上げ返済です。

具体的な数字を用いて確認していきましょう。2,000万円のマンションを金利1.65%、35年のローンで購入した例です。

家賃収入から管理費・修繕積立金、集金代行手数料を差し引いた、手取り利回りは4%の物件です。月々のローン返済は、家賃収入から全て賄うことができます。

空室や家賃下落を考慮しなければ、35年間「ほったらかし」でも、たしかにローンは終わります。

では、この物件に夏冬のボーナスで30万円ずつ、年60万円の繰り上げ返済を行うとどうなるでしょうか。すると、ローンはおよそ17年と、当初の半分の期間で終わってしまう計算となります。

しかも借入を減らすことで、金利上昇などのリスクにも対応できます。これが「ほったらかし」にしないマンション投資の魅力です。

決定的な違いは「出口」にあり!

また、インデックス投資とマンション投資の決定的な違いは、最後のお金の生み出し方にあります。

投資信託は、現金として使いたいなら、どこかのタイミングで解約・売却しなければいけません。それまでの複利運用で元本が増えてきていたとしても、現金化するタイミングで評価額がどうなっているかは、その時になってみないと分かりません。取り崩してお金を使ってしまえば、その分、資産は減ってしまいます。

マンション投資は売却せずとも、家賃収入を生み出します。毎月、安定した現金収入をもたらし、自由に使うことができるのです。不動産という資産自体を取り崩す必要はありません。

いずれのやり方でも、早く始めれば始めるほど、メリットがあります。それぞれの投資の特性をきちんと理解し、あなたの将来像を「ほったらかし」にせずに、資産形成を始めましょう。