旅行好きだけれど、多忙で海外に行けないというビジネスパーソンも多いはず。一方、リタイア後なら時間が十分にあるため、最近は思い切って海外移住をする人も増えています。費用面と満足度から「海外旅行」と「海外移住」を考えます。あなたならどちらを選ぶでしょうか。

費用面:1日当たりのコストで考えると……?

老後は「海外旅行」or「海外移住」あなたはどっち派?費用面と満足度から考える
(画像=satsuki2020/stock.adobe.com)

「海外旅行」と「海外移住」を比べた場合、1日当たりの費用を考えると海外旅行のほうが割高です。例えば航空券。1週間のための1往復と1年間のための1往復というように比べると明白で、長期滞在する海外移住のほうがコストパフォーマンスは良くなります。

海外旅行で泊まるホテルと海外移住で暮らす住居を比較すれば、一般的にはホテルに泊まるほうが1日当たりのコストは高くなるでしょう。ただし、海外移住をしながら日本の住居も維持する場合には、衣食住の「住」に関する1日当たりの合計コストはかさむことになります。

また海外移住の場合、物価が日本より安い国で暮らせば生活費はより安く済むでしょう。こうした理由からも、物価が安い東南アジアの国に移住する人は増加傾向です。特にタイ、マレーシア、ベトナムなどは近年在留邦人が大きく増えています。

外務省による「海外在留邦人数調査統計」2017年調査では、海外在住の60歳以上の日本人は全体で18万人以上にのぼり、増加の傾向にあります。

満足度:海外移住でしか味わえないことも……?

海外好きの人にとって、「海外旅行」と「海外移住」ではどちらの満足度が高いのでしょうか。存分にその国の魅力を味わい尽くし、さらに、第二の人生として新たな刺激を求めるのであれば、海外移住は魅力的な選択肢となります。

海外移住をすればその国のさまざまな観光地を訪れることができるほか、その国の近隣国への旅行も日本から行くよりも手軽です。また、現地の人々に溶け込み、旅行では味わえない文化や生活を感じられる点も醍醐味でしょう。

海外移住者が多いマレーシアやタイには、現地にロングステイする人たちのコミュニティーもあります。都道府県人会や大学・高校の同窓会なども盛んに行われており、友人などを作りやすい環境になっていることも魅力です。

費用面や満足度を比較して考えよう

もちろん個人個人によって、年金生活で支出を抑えながら生活するために海外移住する人、親の介護で海外移住は難しい人など、事情はさまざまです。

また海外旅行は1日当たりのコストは高いものの、海外移住よりははるかに気軽であり、「私は海外旅行で十分」という人も多いでしょう。

どちらが正解ということはありません。思い切って海外移住をするか、海外旅行で思い思いの土地を訪ねるかは、費用面や自分にとっての満足度を比較し、より充実した老後を実現していきたいものです。

(提供:ANA Financial Journal

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