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(画像=PIXTA)

コロナ下でEC(電子商取引)を利用する消費者が増加し、それに伴いECを新たに始める事業者も急増している。今後、さらに利用が浸透すると予測される中、金融機関が取引先店舗を支援するうえでもその重要度は増すだろう。ECをスタートする際に気をつけるべき点、ECを成功させるためのポイントを解説していく。

ポイント❶ECを柱とするかどうかが判断基準のカギになる

「これからECをスタートする」「コロナ禍を機により本格的に取り組みたい」と考える取引先店舗の経営者や責任者に対しては、まずECを「事業の柱にするのか否か」の方針を固めてもらい、各種判断を行うよう伝えたい。「ECサイトを立ち上げたが開店休業状態」「売上が立たない」「継続できない」「担当者が辞めた瞬間に事業が止まってしまった」という取引先店舗もあるのではないか。

ECサイトを立ち上げさえすれば売上は伸びるという安易な考えでECビジネスをスタートしたため、このような状況に陥った事業者は少なくない。

取引先店舗がECをビジネスの柱としてスタートするのであれば、まず目標と評価基準を設定し、責任の所在を明確にするようアドバイスしよう。責任の所在を明確化しなければ、会社におけるEC事業の優先順位は下がっていく。ECビジネスを事業として行うには、会社としての姿勢が重要だ。

ポイント❷自社EC・ECモールのメリットとデメリットを把握