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コロナ下にあるいま地域・取引先のために何をすべきか──

リレバンは手段の1つに過ぎず地域の付加価値向上が目的に

近代セールス
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新発田龍史氏(金融庁監督局 銀行第二課長)×橋本卓典氏(共同通信社編集委員 ) 捨てられる銀行シリーズ著者)

2003年、金融庁が地域金融機関に対して打ち出した「リレーションシップバンキング(リレバン)」。公表から約18年経ったが、依然としてリレバンを実現できている地域金融機関は少ないといわれる。そこで本誌ではリレバンや地域金融機関の現状に高い問題意識を持つ二人に対談をお願いした。

一人は金融庁監督局銀行第二課長の新発田龍史氏だ。大手銀行を所管する銀行第一課長から、地域金融機関を所管する銀行第二課長へ──今年7月、新発田氏は「異色の人事」で話題を集めたが、地域金融に対する思いは強く、銀行第二課で様々な改革に着手しようと意気込む。

もう一人は捨てられる銀行シリーズの著者である橋本卓典氏だ。9月には最新刊『捨てられる銀行4 消えた銀行員 地域金融変革運動体』(講談社現代新書)を発刊。舌鋒鋭い指摘の裏には地域金融機関の現状に対する危機感、何より地域経済を良くしたいという熱い思いがある。

なぜ地域金融機関はリレバンを実現できないのか、いま何に取り組むべきか──お二人の対談を2回に分けてお届けする(以下、敬称略)。

金融行政の影響もあり同じビジネスモデル!?