金融実務の基本マニュアル
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為 替 編 Vol.4 先日付振込への対応

今回の質問
お客様から先日付振込の依頼がありました。通常の振込とはどんな違いがありますか。また、どのような点に注意して手続きすればよいでしょうか。

企業における支払代金などの振込が25日や月末日など特定の日に集中するため、金融機関が依頼された日に多量の振込をすべて処理することが難しくなってきたことから、振込指定日以前に為替通知を行い、特定日に集中する振込事務を平準化することを目的として「先日付振込」が設けられました。

通常の振込は、発信日と振込指定日が同一になるため振込指定日を記載しませんが、先日付振込は依頼日より先の日付を振込指定日として記載します。

先日付振込を利用するお客様は多量の振込依頼をする取引先のため、ほとんどの場合、総合振込で依頼します。総合振込依頼書は連記式になっており、同一の総合振込依頼書に、通常の振込と先日付振込を一緒に記入することはできません。

指定日に注意