金融
(画像=PIXTA)
Q 来年から、性能向上リフォームが行われた中古住宅を購入する場合、フラット35で金利優遇が受けやすくなると聞きました。具体的に教えてください
A 来年、フラット35リノベ(金利Bプラン)の要件が緩和され、フラット35Sを利用できる物件なら金利引下げの対象になります。ぜひご活用ください

住宅金融支援機構では、2021年1月以降の適合証明手続き(住宅がフラット35の要件をクリアしているか等を確認する手続き)実施分から、次のような制度改正を予定している。

①フラット35S(金利Bプラン)の省エネルギー性の基準の見直し…「断熱等性能等級4の住宅または一次エネルギー消費量等級4以上の住宅」から「断熱等性能等級4の住宅かつ一次エネルギー消費量等級4以上の住宅」と、基準がやや厳しくなる

②フラット35リノベ(金利Bプラン)の要件見直し…利用条件が、リフォーム工事が行われた住宅であることに緩和され、格段に利用しやすくなる

③フラット35(リフォーム一体型)の申込受付終了(申込受付は20年12月末まで)…21年からは、リフォーム工事費を含めてフラット35を利用できるようになる

借入当初の金利が0・5%優遇