金融
(画像=PIXTA)

資金繰り問題はまだ終わらない 本業支援で再生に本腰を入れよ

実質無利子の制度融資は申込みが一服しているように見えるが、資金繰り問題はまだ終わらないだろう。金融機関から能動的に孤独な経営者の声を聞き、再生を図る取組みが必要だ。

新型コロナウイルス感染症を発端とした資金繰り対応のために創設された実質無利子・無担保の制度融資は、6月頃をピークとして、夏場から融資実行が落ち着いてきたようだ。

それでも、取引先の動向は予断を許さない。リーマン・ショックは米国における証券化商品の不良化に端を発した金融危機であったため、国内にも激震は走ったものの時間の経過とともに経済の正常化は予想できた。

しかし、今回のコロナ禍は様相が異なる。有効な治療薬やワクチンの開発に目途がつかないため、いつになれば事態が収束するのか予測不能の状態だ。もはや社会・経済活動は新型コロナウイルスと共存せざるを得ず、コロナ禍前とは異なる活動様式への変容を迫られよう。

孤独な経営者の相談相手になろう